録音や独り言、問題集を使って学習しています。
KEC Emi: 「自分一人で」っていうのはどんなことをされてますか?
弘記: えーと、んー…(考える)さっき言ったような、使いたいなっていう表現に出会ったときに録音して、それを、聞く、かな。それと、適当に独り言とか。あとはTOEFLのスピーキングの問題集とかもします。
KEC Emi: その録音して聞くとか、独り言とかっていうのは、ご自分で編み出したやり方なんですか?
弘記: んー、編み出したっていうのかな。笑 でもまぁ、いろいろ読んだり、調べたりしているので、その中で自分にできそうなものっていうか。笑
KEC Emi: いいですね。
弘記: あ、そうですか。
KEC Emi: いいと思います。先ほどもチラッと「自分はシャドウイングは合ってないので」ってお話がありましたけど、弘記さん、試してみた上で「これは自分に合うな」「合わないな」っていう選択ができてるんですね。
弘記: (考える)そう…ですかね。
KEC Emi: それすごくいいと思いますよ。何でもかんでもはできないですから、選択は大事です。世に出ている学習法って、みんな親切心で「これがいいよ」って教えてくれてるんですけど、人それぞれ合う合わないがありますし、合わないものを続けていてもあまり効果が上がらなかったりするので、ご自分で試して合うものを選んで続けているというのはすごくいいと思います。
弘記: (考える)…ありがとうございます。笑
KEC Emi: いえいえ。笑 では、目標とする英語の内容としては、大学でのディスカッションやディベートといったアカデミックなものですね。専門知識のある者同士が意見を交わすという場面を想定していて、そこで太刀打ちできるだけのスピーキング力をつけたい、ということでいいですか。
弘記: はい。
KEC Emi: それで、現時点ではそういう機会がほとんどなくて、そこまで緊張感の高い会話でなくても時々リスニングで不満に思うところがあるというお話でした。なので、たとえばもっと専門性が高くなったり、緊迫した雰囲気だったり、速度が求められるような場面だと、ついていけるかどうか不安、とお考えなのでしょうか。
弘記: そうですね。
KEC Emi: 対策としては、BBCを聞いたり、ご自分で録音してそれを聞く、独り言を言う、TOEFLの問題集をやる、などされているということですね。その他に何か思い当たること、気になっていることはありますか?
スクリプトを見ても、聞き取れないんです。
弘記: たまにあるのは、(考える)…スクリプトを見ても、そのとおりに聞こえないって言うか、めちゃくちゃ早口で、自分ではどうしても発音できない場合があって、それをどうすればいいのかっていう。BBCの早いのだと結構そういう場合が多いんですけれども、そういう場合はだいたい、次の日とか1週間後に聞いても聞こえなくって。だから自分で言って練習することもあんまりできないっていう。そこは困ってるかなっていう感じです。リスニングの話ですけど。
KEC Emi: なるほど。BBCのアプリを使って、最初はスクリプトなしで聞くんですよね?それで、わからなかったところをスクリプトでチェックして、見ても、そのように聞こえない場合がある。時間を置いてもやっぱり聞こえないので、これをどうしていったらいいか、ということですね?
弘記: はい。
KEC Emi: わかりました。何か特定の聞きにくい表現やパターンはありますか?単語でもいいですし、男の人の声・女の人の声とか。いつも引っかかるな、ここがどうしても聞こえてこないな、とか。
弘記: そういうわけではないと思うんですけど。一つ、聞いてもらってもいいですか?
KEC Emi: はい。あ、まさにそのものがあるわけですね。
弘記: あまりにもわからなかったので、いちおう録音したっていうか。(準備)ちょっと待ってくださいね。
KEC Emi: いいですよ。
(つづきます)
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