Monday, January 26, 2015

ニューヨークの大学院で「英語がひどい」と言われました。第3回


最近は、英語で考えるようにしています。



KEC Emi:    「3ヶ月、英語漬けだった」というのは、場所はどちらですか?

Michiyo:     ケニアとアルゼンチンです。ただ、アルゼンチンは、自分の大学のプログラムで行ったので、一緒にいたのは同じクラスのメンバーで、ほとんどがネイティブの人たちでした。ネイティブの人たちと2週間ずっといて、そのあとの1週間は自分で旅行してた、っていう感じですね。

KEC Emi:    英語だけを使っていたその期間は、考える言語も英語だったような気がしますか?

Michiyo:     …そうかなぁ。そうですね、ちょっと最近変えようとしているのですが、考えごとや頭の中で文章つくってることってのがすごくあるんですけど、ずっと今まで日本語で考えてたんですよ。

KEC Emi:    はい。

Michiyo:     でも、それを英語に変えてみようと思って、英語に変えたら少ししゃべりやすくなるっていうか。

KEC Emi:    お、そうですか。

Michiyo:     はい。なので、頭の中で考えてる妄想とか、なんか様々なこと。「チッ、今日ああやればよかった」みたいなことも、英語に切り替えるようにしてるんですけど、そうすると英語で出やすくなる、文章が作りやすくなるので、英語で出やすくなった感じもあります。

KEC Emi:    いいですね。それすごくいいと思いますよ。じゃあ今までのお話をまとめると、「全般についていろいろ」というところから、まず出てきたのはライティングとスピーキング。どちらも自分から発信する場合ですね。

Michiyo:     はい。

KEC Emi:    ご自身の中で不満だなというふうに感じてらっしゃるところの一つは、相手に伝わってない感じがするという点ですね。

Michiyo:     はい。

KEC Emi:    その延長線上で、ご自身としては、「中途半端に終わってしまった」、「不完全燃焼だった」という印象が、書くときも話すときも残りやすいということでしょうかね。

Michiyo:     そうですね、はい。

KEC Emi:    もう一つは、自分で発話する前の段階。頭の中で考えて、組み立てる部分ですけど、「単語が変換しきれなかった」、「欲しい表現が見つからなかった」、「相手を待たせてしまった」というようなことがある。ただ、これは最近、努めて英語で考えるようにしたら、少し改善されてきた、というようなことでしょうか?

Michiyo:     そう、まぁそうかな。…うーーーん、なんとなくで、なにか今の状態がすごい良くなったっていうわけじゃなくって、ほんのちょっとですよ。1センチぐらい。笑

KEC Emi:   

Michiyo:     だけど、自分の中では少し変化があったんじゃないかなって気はしてます。



将来に向けて、英語を伸ばしていきたい。



KEC Emi:    留学が終わったら、その後は帰国されて元のお仕事に戻られるっていうことなんでしょうか?

Michiyo:     その可能性もあるし、アメリカに残る可能性も考えています。

KEC Emi:    ということは、留学が終わったからと言って、英語と縁が切れるわけではないんですね?

Michiyo:     そうですそうです。帰る予定だったら英語はもう別にしなくっていいやって思うんですけど。

KEC Emi:    はいはい。

Michiyo:     もし、アメリカに残る場合は、海外で働くっていうことを視野に入れて、どういうふうに英語を伸ばしていったらいいのかなっていうのは気になるところです。




KEC Emi:    では、ペーパーを書いたりディスカッションに参加したりっていう、今現在の学業の中での英語をどうにかしていこうっていう部分と、それとは別に、将来的な就職や、その後、働いていくための英語の準備っていうものと、両方についてどうしようかなって思っていらっしゃるということですか?

Michiyo:     そう…そうですねぇ。うーん、はい。

KEC Emi:    特に気になっているのはどちらですか?

Michiyo:     気になっているのは、将来に向けてですね。まぁ大学院は、もう1年半やってきて、何とかなるんじゃないかとは思っているし。笑 あと1セメスターでいきなり英語の力を伸ばしても…。その、もうだいたい得られることは得たかなって思っているので。だからそこで、いかに英語の力を伸ばして何かを吸収したいとかっていうよりも、もう今の段階でも、ある程度わかることはわかってるのかなっていう気はしてるんで。

KEC Emi:    はい。それはもちろんそうですよね。

Michiyo:     でも、その将来のことを考えると、働く中での英語の使い方っていうのを身につけたいなとは思ってます。


(まだ、つづきます)


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