そこまで厳しくなくても、いいんじゃないでしょうか。
KEC Emi: 笑 きれいに、セリフのような英語を話すっていうことも、一つの目標ではありうると思いますし、弘記さんの目標なり、実際に使っていく英語なりが、通じればいいレベルじゃないっていうのも承知しています。ただ、あまりにもきちんと整えようとか、一発でスムーズに行こうっていう気持ちが強すぎると、どうしても減点方式になって、話しにくくなってしまうんですよね。たとえばさっきの例でも、”I’m
gonna apply to US colleges, therefore…”で、説明として特に問題がない気がするんですけど。笑
弘記: 笑
KEC Emi: 論理的に突き詰めて考えると、そのつながりはおかしいって、確かにそうかもしれないんですけれど、そんなに反省して修正されるほどのことでもないですよね。
弘記: 笑 まぁまぁ。そう…ですねぇ。笑
KEC Emi: ご自分に厳しいことはすごく大事だと思うんですけれど、そこまで厳しくなくてもいいんじゃないでしょうか。
弘記: そうですね。笑 はい。
KEC Emi: 笑 構文がしっかり身についているおかげで、文法的な分解が速いんでしょうね。リスニングの際に、気に入った表現だけを拾い出せるというのも、分解ができているからこそです。そういうことが素早くできるだけに、自分で瞬発的に発信するときにも同じレベルの文や表現を求めていらっしゃるんだろうと思うんですけれど、それは現段階ではちょっと注文がキツイかもしれないです。
弘記: そう…ですねぇ。キツイですねぇ。はい。
KEC Emi: たとえばお友達と会話をしている中で、聞き返されるっていうことってありますか?
弘記: 聞き返されることは…(考える)、ないですね。でもたぶん難しい単語とか…なんていうのかな。どうでしょう。(考える)…まぁないですね。確かに。ないです。
KEC Emi: それってすごいことだと思うんですけど、そう思いません?
弘記: いや、でも(考える)…うーん、結構単純なこと言っているので、たぶん冗談とかを言い出すと、ダメですよね。ま、それはまぁいいんですけど。笑
KEC Emi: 笑 聞き返されることって、結構あるもんなんですよ。
弘記: あ、そうですか。
KEC Emi: 原因は発音や文法や、いろいろですが、日本人の方で「自分の言っていることが相手に伝わらない」っていう不満を持っている方はとても多くて、
弘記: あ、そうですか。
理想に追いつこうとしている、その過程。
KEC Emi: そうなんです。まぁ、他の人と比べることに意味はないですけれど、もし弘記さんが「このぐらいは誰でもできる」「こんなんじゃ足りない」っておっしゃるんであれば、それはもうすでに注文が厳しいということは知っておかれてもいいと思います。たとえ単純な表現だとしても、「聞き返されることもなく、相手に伝わっている。それは、良いことなんだ」って、ちゃんと評価してあげた方がいいと思います。きちんとできていて、で、それ以上にご自身の理想が高い。求めているものが高くて、そこに追いつこうとしている。その過程にいる、ということなんじゃないでしょうか。
弘記: (考える)…そう…なのかなぁ。
KEC Emi: ちょっと納得いかない感じですかね?
弘記: 笑
KEC Emi: 笑
弘記: んー。(考える)…わかんないですけど。どうでしょう。
KEC Emi: 学習方法としては、今日お聞きしたどれを取ってもすごく良いと思いました。自分で情報を集めて、選別して、続ける。そのやり方で続けていかれたらいいと思います。それをベースに、ご提案としては、2つ。1つは、定着に関して、もう少し丁寧に重ねるといいかなと思います。自分で話したものを録音して聞いて、「ここ、こうすればいいのに」と自分で直しますよね。直したら一回で終わるんじゃなくて、何回か繰り返しつぶやいて、脳に記憶させてしまんです。リスニングやリーディングから表現を拾うのも同じで、拾うプラス、拾った表現を使って文章を何種類か作ってみるとか。そういう“塗り重ね”みたいなことをされると、入れたものの定着が良くなって、書いたり話したりするときに、咄嗟に出てくる可能性が高くなると思います。
弘記: (考える)…はい。(考える)…そうですね。
KEC Emi: 2つめは、「スクリプトを見ても聞こえない」の件ですが、できないことを掘り下げるっていうのは、あんまりオススメしないです。
弘記: あ、そうですか。
(つづきます)
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