Wednesday, December 16, 2015

アメリカ留学準備中。今の学習でいいのかな。第5回


苦手なイギリス英語の、速いものに挑戦しています。



弘記:        いちばん始めのところで。音声あんまり良くないんですけど。

(音声)

KEC Emi:   …聞き取れないです。笑

弘記:        笑 音声があんまり良くないので。

KEC Emi:   でも速度的にはそんな感じのものを聞いてらっしゃるんですね?

弘記:        でも僕もこの速度はついていけなくって。6分間英語っていうのはBBCの抜き出しみたいのを使うみたいなやつで、その人らはそんなに速くなくって。で、その人らの会話は8割聞けてるので。

KEC Emi:   はい。

弘記:        それで、たぶんほとんど聞けるものを使って練習した方がいいなっていう気はしてるので、まぁ無理してBBCばっかり聞いたりとかはせずにやってるんですけど。笑

KEC Emi:   笑 なるほど。とりあえず今の音声に関しては、私も言い訳のしようもあるかもしれないですけど、私には聞き取れなかったです。笑

弘記:        いや。笑


KEC Emi:   笑 BBCにしているのは何かこだわりがあるんですか?

弘記:        えーと、イギリス英語が苦手だからっていうのはありますね。笑

KEC Emi:   アメリカに行くけど、イギリス英語の克服をあえてしたい?笑

弘記:        笑 それは、そう…なのかな。それか、たまたま使いやすそうなのがBBCだっていうか。その6分間のやつがBBCだったっていうのはありますけど。

KEC Emi:   留学に関しては、アメリカと伺いましたけど、イギリスに行く可能性もあるんですか?

弘記:        えーと、ありませんね。笑

KEC Emi:   ありませんか。笑 アメリカに絞っていらっしゃるんですね。

弘記:        はい。笑

KEC Emi:   わかりました。

弘記:        ていうか、それのためにもっていうのは結構あって。TOEFLもちょっと足りなくて、まだ。あとインタビューもあって、それもたぶんじゅうぶん話すことができないので、その練習もいちおう目的のひとつっていうか。

KEC Emi:   TOEFLや面接は、時期的にはいつごろですか?

弘記:        えーと、TOEFLは、2週間後ぐらい。そして出願が今月中で、インタビューが2月ごろですかね。

KEC Emi:   なるほど。TOEFLは近々ですね。わかりました。ここまで、スピーキングを中心に、それに関連していろんなお話が出てきましたね。リスニングではイギリス英語も速いものも含めて、細かいところまで聞き取れるようになりたい、というところ。それから、お友達と話している中で聞き返すことが多いので、それを減らしたいというところ。そして、自分で話したり書いたりしている表現が適切じゃないな、他の人が見たらいまいちって思われそうだなっていうところ。大きくまとめると2点ですかね。「リスニングで正確に聞き取りたい」というのと、「表現するときに、意味を伝えるだけじゃなくて、もう一ひねり、もうちょっと工夫したいな」ということでしょうか。

弘記:        そのとおりだと思います。笑


自分の発する英語は、どこから来たのか。



KEC Emi:   そういう中で、ご質問にありましたが、自分が発している英語はもともと聞いたり読んだりしたものなんじゃないか。それがわかると、学習のヒントになるかも、というところでしたね。私の答えを言ってしまいますと、

弘記:        はい。

KEC Emi:   そうだと思います。

弘記:        あ、そうですか。笑

KEC Emi:   発する英語のもとは聞いたり読んだりしたもの。そうに違いないです。私たちにとって英語は第二言語なのでもちろんですけど、これは第一言語でも同じです。たとえば作家とか、「言葉を作る」と言われるお仕事もありますけれど、あれも主に言葉の組み合わせが新しいのであって、厳密にはイチから生んだのではありません。私たちが日常的に使う言語は読んだり聞いたりを通じて他の人からもらったものです。その、もらったものの何割を自分のものにして使うか、そこが問題だと思います。

弘記:        はい。

KEC Emi:   聞いたものや見たものを100%自分のものにして使うっていうのは難しいとしても、あまりにもその割合が少ないと同じ言葉ばかりを使うことになりますよね。弘記さんは「あ、これいいな」とか「この表現使いたいな」って、外から取り入れる力が高い分、「せっかく新しいものを入れたのに」と思う場面が多いのではないでしょうか。この取り入れたものに対して発信で使う割合が上がってくると、ご自身の満足度も上がっていくと思います。

弘記:        あの、少しいいですか?

KEC Emi:   どうぞ。

弘記:        自分の録音したものを聞いて、ほとんど無意識的に、えー、(考える)…「Regardless of なになに、and based on… 」という構文を、無意識的に使っているときがあって。

KEC Emi:   はい。

弘記:        で、なんでやろと思ったときに、たまたま聞いた自分の感動した動画の中に出てきてるものだって気づいて。

KEC Emi:   ほう。

弘記:        それも何回も聞いたっていうわけではなくて、そこの構文に注意したっていうわけでもなくて。なんかどっかに残ってたっていうか、そういうのなのかなって思ったりして。そう考えたときに、覚えたものがやっぱり使えないっていうのはそういうことなのかなって思ったりしてるんですけど。

KEC Emi:   なるほど、今のお話には2つの要素がありますね。1つは、たとえば何度も聞いて書いて暗記したというように、特に覚えようとしたわけでもないのに、自然に使えてた、というご経験。2つめは、その一方で、意識的に覚えて使おうとしたのに、使えなかったというご経験。

弘記:        はい。


(後半に入ります)

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